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第49号 希少価値の持続性というものに思いを馳せる

 

3連休の最終日は、ゆっくり過ごすことに慣れている私にとっては少々忙しい1日となりました。

 

部活のある日以外はいつも遅く起きる次男が、めずらしく朝6:00前から起きて録り溜めているテレビ番組を見ていました。

 

その流れで、10月6日(土)のNHKスペシャル、マネーワールド~資本主義の未来~「お金が消える!?」の録画を私と一緒に視聴しました。

 

ただ一緒に見たからといって議論を重ねたり、見識を深めるような会話をするはずもありません。

 

ただ、スマホなどを使わず、個人認証を可能とするために、人体にチップを埋め込んだりするシーンがあると、「それはないかな」とつぶやいたり、100万%というインフレ率になったベネズエラ国内で、コーラー1本を買うのに、何百千枚という紙幣を店主に渡したりして、「これ数えるの~?」とテレビ画面に突っ込んだりするぐらいのものでした。

 

この「お金が消える!?」の放送内容については、別の回に紹介したいと思います。

 

さて、テレビ視聴後、家の掃除をして、中学生の次男を連れて、その日で3日連続となる市民体育館へトレーニングに行きました。

 

時間にして1時間15分程度でしたが、筋トレとランニングをバランスよくやり、自宅に戻ってから、家族全員でランチに行きました。

 

ランチが終わり、自宅に戻ってから、子供達と一緒にサッカー、ブログを少々、最後に小学生の三男をスイミングスクールに連れていき、少し成長した三男の泳ぎを観覧していました。

 

ところで本日はランチの話をします。

 

家族全員で向かったところは、少し前から気になっていた肉屋黒川という料理店。

 

ランチのみ、営業時間4時間という店主のこだわりを漂わせているようなお店です。

 

「肉屋黒川」

 

何故、気になっていたのかと言いますと、昼時結構な行列が出来るからです。

 

ここの界隈で行列が常に出来るところを私は他に知りません。

 

実は10月は結婚記念日があり、行列に並んででも、美味しい和牛ステーキを堪能しようと考えたわけです。

 

この三連休は夏日で、日陰でないところは、結構太陽が照りつけます。

 

結局並んでから店内に入るまで、なんと1時間30分も掛かったのです。

 

列に並び始めて1時間を過ぎた頃、店員さんが私たちから後ろの列の途中に、「本日売り切れ」のボードを挟むという事態に。

 

何故こんなに人気なんだろう、1500円で凄い料理が出てくるのだろうか、いろいろ想像してしまいました。

 

しかし、店内に入ってその一番の理由がわかったのです。

 

カウンター5席、テーブル2席しかありませんでした。

 

一人一人の間隔は余裕があり、空間を広く取っていたのです。

 

早速、私と次男は卵黄をトッピングした熊本県産黒毛和牛ステーキ丼を注文しました。

 

レア感タップリのステーキ丼です。

 

最近体重を気にしているくせに、ご飯を大盛りで注文しました。

 

ひょっとしたら量が足りないのではと心配しましたが、食べ終わったら十分お腹は膨れていました。

 

確かにこれで1500円なら満足できるレベルかなと思いました。

 

凄く偉そうに聞こえると思いますが、もし私がオーナーだったら、味のしっかりしたオリジナルステーキソースの開発を要求したかもしれません。

 

出来るだけ素材の持ち味を活かそうとするなら、このままでもいいのでしょうけれども。

 

ゆっくりと食事をして店を出てから、私はふと考えました。

 

自分は、途中で売り切れになるリスクを抱えて、1時間30分並んでも、もう一度これを食べたいだろうか。

 

素材にこだわり、作り過ぎない。

 

店内を拡張せず、予約なしのランチに限定する。

 

私の及びつかないような様々な事情があると思いますが、これは希少性を狙っているのかなと思ったのです。

 

希少性と言えば、教育改革実践家の藤原和博さんが例えとして使われるポケモンのレアカードですね。

 

牛肉がレアだけに(汗!)

 

希少性を打ち出し、それが消費者に支持されれば、価格競争に巻き込まれず、存在価値を高めることができる。

 

オープンしてまだ1年と少しのようですが、ひょっとしたらこれ以上客数を増やしたり、売上増を狙ったりなんて考えておられないかもしれません。

 

私はこのお店の今後がどうなるのか凄く気になったのです。

 

引き続き顧客から支持され続けるのか、それとも営業方針みたいなものを少し変更されるのか、というところです。

 

希少性についていえば、私はそれを維持するための工夫も必要なことだと思っています。

 

それが何かは環境や状況によるでしょう。

 

 

こうしたお店の希少価値の持続性というものがいかなるものか、興味を持ちながら長期にわたって見定めたいという思いです。

 

写真から推察できると思いますが、私としては美味しいステーキが食べることができる1つのお店を発見して満足しています。

 

お肉が好きで、時間と忍耐がある方は是非お勧めします。